香港デモから考える、日本の若者の国民意識
当ブログに立ち寄っていただいた皆様へ
はじめまして、神奈川県のとある4年制大学に通っているものです。
これまでの大学生活では読書に没頭しておりました。
このブログでは気になるニュースや日常の出来事に対して大学生という拙い視点からリベラルな意見を発信したり、趣味である読書の私感を記していきたいと思います。
早速ですが、自己紹介と共に香港デモについて私見を表したいと思います。
香港デモ 国民の主張は?
いまだ沈静化の目途がたたない香港のデモ活動。昨日15日にも、数万人規模の大規模無許可デモが行われました。
香港政府は逃亡犯条例案を撤回しましたが、デモの長期化を見ればわかる通り、逃亡犯条例案は「きっかけ」であり、「問題の核」ではないのです。
香港デモの様子
香港デモで主張しているのは五大要求であり、この要求の根本は一国二制度に基づく香港での基本的な自由・権利の主張であり、中国との同一化による安定は望んではいません。香港市民は中国人としてでなく、香港人としての権利を主張しています。
これ以上の事件そのものについての意見はマスメディアにお任せして、私がこの件で何を伝えたいかというと、香港の若者の国に対する関心度です。
日本の若者も国民意識を持とう
今回のデモでは非常に多くの若者が参加しています。大学生はもちろん、中高生の参加者まで多くいるそうです。
この事実を知ったときに私は「もし日本で同じような状況になったときに、日本の学生は何か行動を起こすのだろうか?」という疑問を持ちました。
なにも、香港と同じような大規模なデモを起こすべきだというのではなく、自分の国で起こっていることを認識して、意見を持ち、発信することが大切であると私は考えます。
幸運なことに、現代では誰もが情報を発信できる時代です。自分一人が発信しても変化は全く起きないではないかと言われればその通りかもしれません。
しかし、主張や意見の発信がなければ日本の若者の存在は無に等しいものとなり、意思を持たない日本の経済循環の歯車の一つとなります。どんなに小さな形でも、「日本のここがおかしいなぁ」・「もっとこうすれば日本はよくなるのになぁ」といった自国に対しての意見を発信することで、意思を持つ一人の日本国民として成立するのです。
YouTuberに熱中したり、アプリゲームに没頭するのもいいですが、ほんの少しの時間を使って自分の国に関心を持ってみてください。未来の日本を担うのは私たち若者です。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
Twitter @kana_yoko_D